静岡あやき会
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静岡ケントスWライブナイト フルハウス&山口采希 ゆくぞ!ひのまる!

静岡ケントスWライブナイト フルハウス&山口采希 ゆくぞ!ひのまる! 山口采希ライブコンサート「和of The World」
開催致しました。

台風19号の影響で、当初予定していた「ゆくぞ!ひのまる!」浜松駅北口広場での屋外イベントは早々に中止を決定致しました。

事前の予想では、静岡で最も風雨が強く、影響は過去の狩野川台風に匹敵すると言われていたことから、県内至る所で買占めなどによる物資の欠品が相次いだほどです。

そんな台風一過の13日、静岡ケントスでは予定通りフルハウスと山口采希さんのWライブを行うことが出来ました。

フルハウスさんの1回目のステージが終わり、「このあと大阪から来られた山口采希さんのステージが予定されています」とアナウンスされ、采希さんのステージの準備にとりかかります。

いつもと違うところは采希ファンが集まっているステージではなく、ディスコ感覚で来ている客層であること。もちろん采希ファンもいますが、この客層に采希さんのステージが受け入れられるかが最大のポイントでした。

静岡あやき会としては静岡保守の会の活動でも同じなのですが、保守だけが集まる場所でやっても拡がりは期待できない。采希さんのステージも同じで采希ファンが集まる場所だけではこれ以上の拡がりは期待できないと思っています。

むしろ違う感覚を持つ人たちの場所に山口采希という歌手が登場して、何かが覚醒して「つながる」かもしれない。
これはある意味での挑戦でした。

結果的に采希さんの歌「ありがとうじえいたいさん」・「もっとバンザイ」で、会場の雰囲気が最高潮に達しました。

洋楽に慣れ親しんでいるお客様たちが采希さんの歌に反応してくれた瞬間、采希さんが掲げる「音楽に国境はない」ということをはっきり実感しました。

ジャンル・人の感覚・想い・考え、それぞれに違いを持っていた人同士がつながった瞬間でした。

そしてフルハウスによる2回目のステージが終わり、采希さんの最後のステージで弾き語りが始まりました。

美空ひばり「愛燦燦」、ジョン・レノン「イマジン」、オリジナル曲「愛」・「水玉」こうした歌を披露する中で、采希さんからのトークもあり、采希さんがどんな歌手なのかを一端でも知っていただくことが出来たのではないかと思います。

ステージが終了し帰られるお客様の一人が、グッズ販売のところにいた私に声を掛けて来られました。

「こんなお嬢さんが堂々と愛や平和を語れるなんて素晴らしいね。」

「はい、私たちもそこに惚れて応援しています。」

「また静岡に来るの?」

「もちろん私たちがお呼びしますし、このケントスにもこれからもお世話になります。」

「また来るね。今日は気持ちよく帰れるよ。頑張って。」

ちょっとしたお声掛けでしたが、思いを共有できたことが本当に嬉しかったです。

このあと大阪で開催されている山口&山村BARを開催しようとしたその時、ラグビー日本代表がスコットランドに勝利!でカウンター席に人だかりが。

実は静岡ケントスではカウンター席に2台の大型テレビジョンがあり、ここでラグビーW杯の中継を流していました。皆で勝利の余韻に浸っている中で、山口&山村BARが始まり、笑いっ放しのファン交流会となりました。

采希さんと静岡のファンが触れ合える機会はそうそうあることではありませんし、まして色々なお話で盛り上がることなど滅多にありません。

このようなチャンスをファンの皆さんに与えることが出来たのは本当に良かったと思います。

そして最後はフルハウスの最後のステージということで、ふと客席に目をやるとお客さんがまばらになっていました。ラグビーの試合・台風一過ということもあってお客さんの入りは十分とは言えなく、そこに早めの帰宅を余儀なくされた方も多かったと思います。

そこで私からBARをここで切り上げて、フルハウスさんのファイナルステージをみんなで盛り上げませんか?と提案。

皆さん「ぜひそうしましょう!」と采希さんも一緒にステージ前で踊って盛上げました!

最初、このファイナルステージは普通に踊っていたのですが、一般のお客さんからここにある旗を持ってやったらどう?と提案をいただきました。

実は日章旗と旭日旗の小旗を持って来てはいたのですが、一般のお客さんに対して一定の配慮をしておりました。雰囲気は間違いなく変わりますし、その雰囲気が受け入れられるか?そこのタイミングを計っていました。

そうした時のお声掛けに甘えさせていただき、皆さんに日章旗と旭日旗のセットをお配りし、一気に会場がヒートアップ!

これはダンスなのか?と思わせるようなメチャクチャな踊りもありましたが、みんな一緒にそれぞれの想いで表現していました(笑)

そんな雰囲気の中でファイナルステージが終了となった途端、アンコール!の合唱が。

フルハウスのボーカルHAYATO(以下ハヤト)さんが応えて下さり、最後の一曲「ゴールドフィンガー99」がスタート!

ここでこの日、会場が最高潮に達し、なんと途中でハヤトさんが采希さんの手を引っ張りステージに上げ、中央で采希さんがダンスを披露!

日章旗と旭日旗を持った最高のダンス?を披露した采希さん。

これ貴重な絵です。滅多に見られるものじゃありません。

ここにフルハウスと山口采希のコラボが実現しました!

もうね、全部出し切っちゃったみたいに、終わった後はメチャクチャ楽しかったと声が溢れちゃいました。

采希さんとフルハウスさんがジャンルを越えた「音楽」と言う共通点で築きだした友情が、今後も大きく育って行きますようにケントスさんにはこれからもお世話になります。

この日の最後は最後まで残ったメンバーでパシャリ!

みんないい笑顔でしょ!

そして14日は浜松で全国ツアーの静岡開催「和 of The World」の開催。

本来は「ゆくぞ!ひのまる!」で佐波優子さんも招いてトークショーも開催し、地元の浜松市長や国会議員に登壇頂く一大イベントになる予定だったのですが、台風19号の影響で中止になり、開催日と会場を変更し縮小しての開催となってしまいました。

直前の変更ということもあって30名ほどの参加者に留まりましたが、会場には静岡県議会議員1名、浜松市議会議員1名が参加して下さり、采希さんと繋がったことは本当に良かったと思います。

静岡開催では、「和と勇気」をテーマにした「和 of The World」

横断幕も披露させていただきました。

1919年に人種差別撤廃を世界で初めて提唱した日本。この時の世界は、多くの地域が植民地となり、有色人種に対する差別で凄惨な支配を受けていました。

そんな時代に日本が、人種差別撤廃を声に出したことは、日本の伝統でもある「和の精神」と何よりも「勇気」を持ち、それを世界にも伝えたかったからだと思うのです。

采希さんが大切にしている「違うからこそつながる」その想いを何とか形にしてこの浜松でも開催したかった。

浜松ブルーリボンの会様の尽力によって台風による中止が有りながらも、迅速に会場の手配をしていただいて14日の開催が出来ました。

会場はすごく綺麗で、アットホームな形で客席も自由に設定出来、とても良い雰囲気です。

大正時代の流行歌「パイノパイノパイ」や昭和37年に国民からの募集で作られた「若い日本」など、懐かしさや勇ましさを感じさせてくれる歌が会場の雰囲気をコロコロと変えさせてくれます。

特に二部でのステージで奏でた「愛」は采希さんがこの1919を絶対に忘れない想いを込めた歌。

浜松会場で掲げた「和と勇気 リメンバー1919」1919年を忘れない。
これにピッタリな歌でした。

そしてコンサートの他にはトークショーが開催され、拉致被害者に対する采希さんの想いを知ることが出来た。

政治的なことには関与出来ないけど、自分の持っている音楽で少しでも解決に向けた後押しが出来れば。

その想いが込められた「空と海の向こう」に采希さんの想いが全て表れていると思います。

この歌をもって、「和 of The World」in 浜松が終演となりました。

音楽でその想いを伝え、「違い」によって争うのではなく、「違い」を認め合って和を創っていく。そんな采希さんの想いの実現を願って、私たちも彼女の活動を支えて行きたいと思います。

開催自体は大幅な縮小を余儀なくされましたが、参加者の皆さんそれぞれの想いが詰まった充実した2日間でした。

次回采希さんが静岡に来るのはいつになるか。

静岡あやき会は采希さんのことを第一に考え、皆さんが共有できるイベントをこれからも考えていきます。

ぜひ楽しみに待っていて下さい。

采希さん静岡に来てくれてありがとう!

北井裕文


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